
どんぐり福祉会は、9月1日(火)、家でも学校でもない子どもの新しい居場所である、子ども第三の居場所「みんなのおうち あすなろ」を、鹿児島県曽於郡大崎町にオープンした。
「みんなのおうち あすなろ」開設の背景
社会的課題をかかえる子どもやその保護者が年々増加傾向にある中、曽於郡一帯には、支援育成対象児童や家庭の支援拠点がなかったという。
そこでどんぐり福祉会では、自治体、関連機関と検討。日本財団「子ども第三の居場所」事業の存在を知り、子ども第三の居場所「みんなのおうち あすなろ」をオープンした。
「みんなのおうち あすなろ」では、大崎町や関連機関との密な連携のもと、“解決に向け何でも言える、聞ける”相談支援、および個々の状況に応じて“解決できなくても分かってもらえ、自らを育てる自己内対話”などのカウセリング支援を提供し、生きづらさを感じている子どもやその保護者にとって、最善の解決策をともに考えていくことができる居場所となるよう努めていくという。
開所式の様子

9月1日(火)の開所式には、大崎町長・中野伸一氏のほか、教育関係、福祉関係、行政関係者らが参列。大崎町長・中野伸一氏は、「子どもたちにとって、家庭や学校に加えて、安心して過ごし、自分らしくいられる居場所があることは、とても大切なことです」とコメントした。

また、園児たちが手話を入れた歌を披露し、終始笑顔が膨らむオープニングを迎えることができたという。
どんぐり福祉会では、「みんなのおうち あすなろ」を地域一帯となって子どもたちの居場所としていくこと、そして今後も地域貢献をしっかりと行っていくことを決意したという。
どんぐり福祉会の取り組み
どんぐり福祉会は、昭和60年3月に認可外どんぐり保育園として学童保育寺子屋クラブを創園、保育事業の継続と維持につとめてきた。
そして、平成16年2月3日にどんぐり福祉会を設立、4月1日に菱田保育園を開園、平成25年4月1日に中沖保育園を開園し、新たな環境のもとで更なる発展を遂げ、「平和を愛し、生命を大切にできる子ども像」の実現を目指してきた。
「子ども第三の居場所」について
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設。8月末時点で、全国に282ヶ所設置されているという。
「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に、放課後の居場所、そして食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供している。
生きづらさを感じる子どもにとって、家でもない学校でもない第三の居場所となり、相談やカウセリング支援を提供する「みんなのおうち あすなろ」をチェックしてみては。
■みんなのおうち あすなろ
所在地:鹿児島県曽於郡大崎町菱田1293-3
開所日時:火〜土曜日の9:00〜19:00※個々の相談支援状況に応じて月曜日は個別対応
定員:20名(小学校1年生〜18歳まで)
スタッフ:常勤職員3名、非常勤2名、ボランティア5名
運営主体:どんぐり福祉会
どんぐり福祉会HP:http://dongurifukushikai.net
子ども第三の居場所 詳細:https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
(yukari)